人気のかき氷店で使われている天然氷は、味がないはずなのに「まろやかな美味しさ」を感じる人が多いのはなぜだと思いますか?その理由は、どこらから見ても氷が透明なことが証明しているのですが、水を凍らせるときに気泡やミネラルなどの水分以外の不純物が混ざらないように取り除くため、水道水で作る白っぽい氷と比べて雑味を感じる成分を含んでいないからといえます。また、凍らせる時間も、冷凍庫で急速に凍らせて作る氷と比べると、天然氷は2週間~20日程かけて凍り方が均等になるようにじっくりと凍らせて作られています。急激な温度変化や雨が降ったりして氷の状態が良くない場合は、それまで凍らせた氷を一度割って作りなすこともあるそうです。人の手による作業が多い天然氷は、蔵元も少ないことから大変貴重な氷となっているので、まだ身近に食べられる今こそ思う存分天然かき氷を楽しみましょう。 |
凍らせる時間が違うだけ?天然かき氷の氷が美味しいのはなぜか
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