氷を作る期間は?どうして天然かき氷をいつでも食べられるのか 庭男之御庭ブログ

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氷を作る期間は?どうして天然かき氷をいつでも食べられるのか

かき氷を大人のスイーツに一気に押し上げた天然氷は、寒さの中で人の手によって作られていることを知っていますか?天然氷は池に水をはり、水をかき回し続けたり、落ち葉やゴミが含まれないように取り除きながら凍らせます。実は、良い氷の状態でないと一度割って作り直すなど本当にこだわって作られています。このように、冬の寒さを利用して14日~20日程かけてじっくりと凍らせた天然氷は、氷室(ひむろ)と呼ばれる保管施設で杉などのおがくずに囲われながら保管されます。おがくずは氷の表面を乾燥させて溶けない温度を保つ作用があるため、長期間保管できることから「天然氷がいつでも食べられる」専門店が存在するというわけです。ただし、蔵元が少ないことや暖冬の影響で天然氷が満足に出来上がるまで今まで以上の手間がかかることもあるため、天然氷の希少性が年々上がっています。かき氷ブームで天然氷を身近に食べられる今、天然かき氷は食べないともったいないスイーツともいえるでしょう。