天然かき氷の不思議!自然の中でどうやって氷を作るのか

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天然かき氷の不思議!自然の中でどうやって氷を作るのか

ブームが続く天然かき氷ですが、皆さんはなんとなく「この氷が特別なんだろうな」と食べていませんか?今回は普通の氷とは違う天然氷の不思議について解説していきます。まず、天然氷は天然水がただ自然の中で凍った氷のことではありません。蔵元が自然の中に人工的に作った池に天然水を張り、不純物より先に水分が凍る性質を利用して、職人が手間をかけて綺麗な水分だけを少しずつ凍らせていきます。凍らせる期間は2週間~20日程、不要な成分を取り除いて作った氷は透明度が高く、水分同士の結びつきが強くなることから固くて溶けにくい特徴をもちます。この特徴がかき氷で食べるふわふわで溶けにくい氷として生かされているのです。蔵元が日本に数軒しかないことや温暖化の影響で思うような量が作れないこともあるので、天然かき氷は今後さらに「特別な氷を使ったスイーツ」として存在し続けるでしょう。